出会い系の独自色

最初にステージを見ていたら、普通のお友達という接し方は難しかったでしょう。 見ず知らずの人と接することは、相手のフェロモンも出すことになるし、自分のフェロモンも出せるのです。
自分からフェロモンが出るということは、相手からも出てくるということです。 自分のほうしか出ないということはありません。

フェロモンはシンクロして、自分が出したら相手からも出て、相手が出したら自分からも出てくるものです。 だから、フェロモンを出している人のまわりには、フェロモンが出ている人が集まってくるのです。
でも、偏ってくると、人間は必ずバランスをとろうとします。 自分の中には、そうじゃない自分もあるはずです。
宝塚の男役は、その内面に、娘役の女性たちよりも、もっと女性的な部分があります。 でも、それを出すところがないのです。
偉い人にも普通のところがあり、よくないレッテルを張られている人にもちゃんとしているところがあります。 フェロモンは、表の顔と裏の顔の意外なギャップに存在するのです。
その意外性に、自分もびっくりします。 こんなところが自分にもあったのかと思います。
その自分の意外性を引き出してくれた人に、魅力を感じます。 タカビーと思われている女性は、かわいそうなことに、タカビーを演じています。
ところが、「たまには尽くさせてよ」という気持ちもあるのです。 フェロモンが出ている人は、一つのキャラではありません。
最低限2つのキャラを、それも極端に離れた2つのキャラを使い分けることができるのです。 これはテクニックとして使い分けているのではないのです。
本人にとっては、ただバランスをとっているだけなのです。 決断を下す時に、フェロモンが出る。
決断をしない人には、魅力がありません。 AにしようかBにしようか迷った時に、間違ってもいいから、「Aにしよう」と決断を下せる人は、「この人は感じがいい」という印象を与えます。
たとえ、決断したほうが間違っていて、「あっ、間違えた!」ということになっても、「こっちだ!」と言い切れる人には魅力があるのです。 一方、「どうしようかな」「君はどっちがいい?」「みんなはどうしてるの?」と言う人には、魅力を感じません。

手品師に必要なのは、トリックよりもトーク。 マジシャンのMkさんの「来てます」という言い切りには、フェロモンがあります。

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